T.P.C.


« TDAとは 、Tactile-Digital-Assistant を意味します。Tactileとは、 指先のタッチ感覚のことを意味します。TDA(Tactile-Pocket-Computer)は、我々の実生活を助けるポケットサイズのコンピューターです。PDAやポケットサイズのPC(パソコン)は、いわばパソコンのコンパニオンで、PDAを使う人にとり、PDAはPC(パソコン)の周辺機器、もしくはPCのアクセサリーにすぎません。これに対し、TDAは使う場所に縛られず、パソコンとは全く独立した、人間のコンパニオンです。
(フランソワ・ミッジ著「TDAの起源」2004年9月巻、論文から抜粋)

このTPCを操作する際、ペン、スティック、キーボードは不要です。手で持って使用する際は、縦長ではなく横長になります。このTPCは指先のタッチにより入力します。どのような形の手でも使えるよう、大きなLCD画面を備えており、指先でLCD画面にプレッシャーをかける時間を短くしたり、長くしたり、あるいはプレッシャーをかける時間の長短を組合せながら入力します。更に、このTPCの画面に、両手の指で同時にプレッシャーをかけて入力することも可能です。

このTPCはたった1個のAAタイプの電池で使用が可能です。

このTPCは入力するための機械的なボタンがありません。

同TPCスペック

LCD画面サイズ: 4.5インチ、6000 mm².
CPU : 7プロセッサー、低周波、パラレル
メモリー : 2,5 Mo SRAM + 16 Mo Flash NOR.
ファームウェア : Spartan FPGA
バッテリー : 国際仕様AA 型電池1個、充電不可
外部電源 : 国際仕様交流電源コード1個
プロテクション : プラスティックケース1個
I/O : 標準コネクター4個 + メモリーカードスロット2個
+ インターナル・バス・インターフェース2個
OS : 3-Actil OS 、マルチタスク、マルチウィンドウ
リアルタイム、オブジェクト・オリエンティッド・タクタイル



ペン入力と指先のタッチ入力の違い


キーボードはパソコン操作に欠かせない構成部分です。コンピューターのサイズを縮小していくと機械的なキーボードやマウスの排除が不可欠になります。

こうしたインプット機器に代わり、液晶ディスプレー(LCD)を媒介としてコンピューターと相互作用を行う手法が開発されました。これを実現するには以下のふたつの手法が存在します。

ペン先入力は筆跡を認知する技術を基礎にしています。この手法は画面が歪曲することに加え、信頼性が薄いという欠点があります。ユーザーは筆跡をGraffiti 書式で記入できるようになるまで長期間にわたる訓練が必要になります。ペン先が画面表面に圧力を加えるため、画面表面に取り返しのつかない損傷が生じます。そのため、メーカーは補正用システムとして小さな鍵盤を備えることが必要になります。ユーザーは書くことにより手がつかれます。メーカーの販売戦略の成功にもかかわらず、このコンピューターインプット手法は人間工学の観点からは受け入れ難い手法と言えます。

TPCはこれと反対にもっとおおざっぱでもっと自然な手法です。事実、人間工学を優先することにより、正確度は犠牲になっています。ペン先による入力と指先による入力の違いは、画面とコンタクトする面
の違いにあります。指先の大きさは人によって違うため、ソフトウェアエンジニアにとっては難点となります。従い、表記する文章を限定し、深い意味を含蓄するグラフィックオブジェクトと音声の使用を優先しています。

現時点において、このプラットフォーム上で使用が可能なクロッシングソフトウェアやミドルウェアが極めて少ないため、ソフトウェアエンジニアがプログラムを組む際の大きな支障となっています。インフォポッシュ社のこの分野における目的のひとつとして、この隙間を埋める適合したソフトウェアツールを提供することにあります。

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